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最新作はサスペンス
まだまだ現役のプレーボーイ 69歳のジャック・ニコルソン
10月11日(水) USA TODAY
【ビバリーヒルズ=USA TODAY(スコット・ボールズ)】「午前10時より前には鳴らさないでください」。名優ジャック・ニコルソン(69)の自宅の呼び鈴にはこんな注意書きが添えられている。

(C)ABACA PHOTO/MCT

「夜な夜な遊んでいるからではない。しっかり眠りたいだけ。年なんでね」

大ファンのNBAチーム、ロサンゼルス・レーカーズの試合がない日、夢中になれる推理小説がないときは午後8時には就寝する。

「若いころの自分の悪さを棚に上げて、十代になった子どもたちに飲酒やドラッグの怖さを教えるのは大変だよ」

最新作は3年ぶりの映画出演となるサスペンス「ディパーテッド」。アイルランド系マフィアのボスという役どころだが、「ありふれた役はやらない信条」と、より過激なキャラクターに作り替え、ドラッグ、セックスシーンを増やし、ワーナー・ブラザーズの幹部らを青くさせた。それができるのも、オスカー受賞3回、オスカーノミネート12回の実力あってこそだ。

先日、唾液(だえき)腺の結石を除去したばかり。今月末には、病院を抜け出して人生最後のロードトリップに出る「バケット・リスト」の撮影に入る。相棒はモーガン・フリーマンだ。「ハリウッドは中高年への関心が低い。だが、それは理解できる。いつの時代も流れの中心は若者だから」とニコルソン。

「だが、私は生きているし、まだ元気。トラブルだって起こせるさ」とにやり。2005年のオスカー授賞式では、ニコール・キッドマンの隣に婚約者(現在は夫のキース・アーバン)がいるのに、口説き始めた。3人の女性との間に4人の子どもがおり、現在は独身。「私もたまにはふられるのさ」と笑った。

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