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新作「インファナル・アフェア」素顔を語る
子どものころの近所付き合いが原点 マット・デイモン
10月5日(木) Us Weekly
【Us Weekly(マーク・シナ)】香港映画「インファナル・アフェア」のリメーク「ディパーテッド」で警察に潜入するマフィアの男を演じるマット・デイモン(36)。かつてハーバード大生、最近パパになったことが話題になったが、その素顔はあまり知られていない。

マット・デイモンと妻のルチアナさん(ABACA PHOTO/MCT)

2歳のときに両親が離婚し、兄とともに大学教授の母親に引き取られた。「他人と共同生活をしていたようなもの」と振り返る。マサチューセッツ州ケンブリッジにある6家族ほどの集合住宅だったがオープンで、「役者になるには最高の環境だった。家族同然の付き合いで、いろいろな人の考え方を学ぶことができた」という。近所にベン・アフレックが住んでおり、2人は今も仲良しだ。

ハーバード大に進学した1988年にジュリア・ロバーツ主演の「ミスティック・ピザ」で映画デビュー。デイモンはもともと同大の近くに住んでおり、ハーバードといえば、「子どものころ(ストリートダンスの)ブレイクダンスの練習に励んだ場所」との印象が強いそうだ。

在学中は、アフレックと1人芝居「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(後に映画化、1997年のアカデミー賞オリジナル脚本賞受賞)の脚本執筆に精を出し、結局、本格的に役者を目指そうと中退した。

だが、オーディションは落選続き。「真実の行方」(96年)の主役争いはエドワード・ノートンに、「誘う女」(95年)ではホアキン・フェニックスに負けた。暇を持て余す毎日だったが、ある日、「グッド・ウィル・ハンティング」の脚本を買い取りたいとの話が舞い込んできた。「夕飯のマクドナルドに飢えていたはずが、ある日突然、破格の商談を進めることになった」とブレークのきっかけを語る。

出演料が1本1500万ドル(約17億円)になっても謙虚で、各種団体への寄付を欠かさない。6月、妻ルチアナさん(30)との間にイザベラちゃんが誕生。ルチアナさんの8歳になる連れ子と4人で仲良く食事をする姿がしばしば目撃されている。

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