2位は20世紀フォックス
「ダ・ヴィンチ」効果 ソニー1位 北米映画市場シェア
5月23日(火) 大阪夕刊
【ロサンゼルス=時事】話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の好調な出足を受け、配給したソニー・ピクチャーズエンタテインメントの北米市場でのシェアが17・4%(21日時点)に達し、主要映画会社中第1位に躍り出たことが明らかになった。興行成績を調べているウェブ・サイト「ボックスオフィス・モジョ」が22日公表した。2位は20世紀フォックスで15・1%。

「ダ・ヴィンチ」は公開(19日)直後の週末3日間で、北米で7700万ドル(約85億円)のチケット売り上げを記録。ソニーはトップだったフォックスを逆転した。

ソニーは「スパイダーマン2」が大ヒットした2004年に14・3%で年間シェア1位となったが、ヒット作に恵まれなかった05年は10・4%で5位と低迷。今年は「ピンク・パンサー」「RV」など家族向け映画が公開直後の興行収入1位となるなど好調が続いており、「ダ・ヴィンチ」は今年6本目の1位作品となっている。

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