伊藤英明らが舞台あいさつ
「海猿」 「有頂天ホテル」超える好発進
5月8日(月) 産経Webから
俳優、伊藤英明(30)主演の映画「LIMIT OF LOVE 海猿」(羽住英一郎監督)が6日、全国315スクリーンで封切られ、興行収入60億円を見込める好スタートを記録した。
同作は、一昨年6月公開の映画、昨夏放送のフジテレビ系ドラマに続き、海上保安庁の潜水士の活躍を描いた“海猿シリーズ”の最終章。シリーズ最高傑作の呼び声高い作品で、配給元の東宝によると、初日の動員数は興収17.4億円を記録した前作の約4倍。初日記録だけなら今年の邦画NO.1映画「THE 有頂天ホテル」(三谷幸喜監督、公開中)をも超える好発進だ。
その盛況ぶりを裏付けるかのように、この日、東京・有楽町の日劇2で行われた舞台あいさつでは、上映後も興奮冷めやらぬ約640人の観客が、スタンディングオベーションで伊藤ら出演者を出迎えた。
伊藤は「『海猿』という作品を3年間やってきて、本当に良かった」とあいさつ。この後、同シリーズが海上保安庁への理解と関心を深めたとして、海上保安庁の瓜生晴彦広報室長(52)が出演者らに感謝状を贈呈。同庁によると、海猿シリーズの影響からか、今年度の海上保安学校志望者は昨年の20%強増しという。