ハリウッド最高の名誉
宮崎監督が辞退 アカデミー賞選考会員就任
7月30日(日) 東京朝刊
【ロサンゼルス=岡田敏一】米アカデミー賞の受賞経験がある日本人アニメーション作家兼監督、宮崎駿さん(65)が、同賞の選考会員への就任を辞退したことが28日、分かった。基本的に現会員の死亡や引退で欠員が出ないと新会員を募ることはなく、会員に選ばれることはハリウッド最高の名誉といわれる。

アカデミー賞を主宰する映画芸術科学アカデミーは今月初め、新会員候補の一人として宮崎監督を選出し、招待状を送付したと発表。

しかし関係者によると、宮崎監督は創作活動への専念を理由に辞退を決めたという。

会員は現在約6000人で、アカデミー賞の各賞を投票で選ぶ。ほとんどは米で活動する映画関係者で、入会には映画芸術分野での世界的な実績に加え、会員の推薦も必要という。日本人会員はこれまで黒澤明監督ら故人を含む3人だけ。

宮崎監督は2003年「千と千尋の神隠し」で第75回アカデミー賞の長編アニメ賞に輝いた。


spacer.gif

お気軽にメールをください。ここをクリックするとお使いのメールソフトが自動的に起動します。

この画像をクリックすると銀幕旅行のサイトに飛びます

この画像をクリックするとTVnaviのサイトに飛びます

この画像をクリックするとTVnaviのサイトに飛びます

産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.