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一作目のローブなど
映画「ロッキー」お宝グッズ寄贈 スタローン氏
12月7日(木)産経Web
【ワシントン=渡辺浩生】映画俳優のシルベスター・スタローンさん(60)が5日、脚本、監督、主演を務めた映画「ロッキー」シリーズで使われたボクシング・グローブなど5点を国立アメリカ歴史博物館に寄贈した。

ロッキーグッズを寄贈したシルベスター・スタローンさん(撮影・渡辺浩生)

寄贈されたのは無名のボクサーだったロッキー・バルボアが世界ヘビー級チャンピオン、アポロ・クリードと壮絶な死闘を演じた「ロッキー」(1976年、アカデミー賞作品賞)で羽織ったローブ、恋人、エイドリアンとの結婚後、再びリングに上る「ロッキー2」(79年)で着用したグローブやロッキー愛用の黒の帽子など。世界中のファンの心に残る“お宝”ばかりだ。

博物館のブレント・グラス理事は「ロッキーは労働者階級の負け犬がアメリカンドリームを体現する物語。寄贈品は米国精神を伝えるだろう」と評価した。

寄贈式でスタローンさんは「ロッキーは『希望への旅』だが、決して容易じゃない」と語った。ロッキーは無名の俳優時代に脚本を書き、自ら映画化を売り込み、スターへの道を切り開いた作品だった。

16年ぶりの6作目、妻に先立たれたロッキーが現役復帰しチャンピオンに再挑戦する「ロッキー・バルボア」が今月22日に公開される。深いシワがあるボクサーは「老いたのは分かっているが、恐竜と一緒になるにはまだ早い」と笑わせた。

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