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琵琶湖畔に建設 
映画「大奥」1億円セット クライマックスで炎上の運命…
8月21日(月) 産経WEB 
女優、仲間由紀恵(26)の主演映画「大奥」(12月23日公開、林徹監督)の製作会見が20日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで行われ、美術に4億円、総製作費25億円規模の豪華絢爛絵巻になることが明らかになった。

フジテレビの人気時代劇シリーズの劇場版で、大奥総取締・絵島(仲間)と歌舞伎役者・生島(西島秀俊)の禁断の恋という大奥史上最大のスキャンダル、絵島生島事件を描く物語。

同局の亀山千広映画事業局長は「CGでは表現しきれないリアル感を出したい」と、滋賀・琵琶湖西岸にある東京ドーム(約4万7000平方メートル)とほぼ同じ広さの空き地に、約1億円かけて江戸の街並みを再現することを発表。そのセットも大火で炎の海と化すクライマックスシーンで、あっという間に燃え落ちる運命にあるという。

さらに、衣装でも約1億円の予算で1点ものの手織りの着物を100点以上新調し、東映京都撮影所内に江戸城と松の廊下の一部を再現する。亀山氏は「製作費を25億円以内に抑えたい」と眉間にシワを寄せながらも、「何があってもケチらない」と語り、いい作品を作るためには大金を惜しまない意向を宣言。女子アナ出演構想も「フジと系列27局から40人くらい」と約束した。

主要キャストも発表され、2大お局に井川遥(30)と高島礼子(42)を起用。着物姿の出演者10人が江戸城の松の廊下をイメージした約10メートルにも及ぶ特設廊下を歩いて登場し、フラッシュの嵐を浴びていた。仲間は「絵島は強く真面目な女性。覚悟を持って演じたい」と熱っぽく語った。9月下旬にクランクイン、仲間は10月から撮影に入る。

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