18日から
「めぐみさん拉致」映画 ハリウッド上映へ
8月7日(月)大阪夕刊 by 松尾理也/ロサンゼルス
北朝鮮による日本人拉致事件をテーマにした米ドキュメンタリー映画「拉致
横田めぐみストーリー」が、18日からハリウッドの映画館で封切られることになった。米国内での劇場公開は初めて。
今回の公開は、ロサンゼルスを拠点に活動する非営利団体「国際ドキュメンタリー協会」(IDA)が16本のドキュメンタリー映画を選んで上映する映画週間の一環で、アカデミー賞(長編ドキュメンタリー部門)への応募資格を得るねらいがある。
制作したのは、米テレビ界でドキュメンタリー番組の制作を続けてきたクリス・シェリダン、パティ・キム夫妻。めぐみさんの両親とのインタビューを軸に、拉致への日本の憤りを描き出した。これまで、スラムダンス映画祭で「観客賞」、アジア・アメリカ映画祭では「最優秀ドキュメンタリー賞」を獲得するなど、高い評価を得ている。
産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.