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東京国際映画祭 概要決まる
開幕はイーストウッド「父親たちの星条旗」東京国際映画祭
8月1日(火) 東京朝刊
「第19回東京国際映画祭」の概要が31日、都内で発表された。

今年は10月21日から29日までの9日間、東京・六本木ヒルズ(港区)とBunkamura(渋谷区)をメーン会場に、都内の各劇場、ホールなどで開催される。コンペティション部門は600本近い応募作品の中から最終的に選考される15本で競われ、この日は「考試」(中国)、「OSS117 カイロ、スパイの巣窟」(仏)など5本が紹介された。

オープニング作品はクリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」がジャパンプレミアとして上映され、クロージング作品は「犬神家の一族」。30年ぶりの映画化に挑んでいる90歳の市川崑監督には「第3回黒澤明賞」の受賞が報告され、車椅子(いす)で出席した市川監督は「最高の栄誉でございます」と語った。

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