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アポロ劇場にファン数千人
ニューヨーク黒人音楽殿堂でJBとのお別れイベント
  速報
25日に死去した米ソウル歌手、ジェームス・ブラウンさんに別れを告げる催しが28日、ニューヨーク・ハーレム地区のアポロシアターで営まれ、ファン数千人が「ソウルの帝王」の死を悼んだ。

アポロシアターは、ブラウンさんやマイケル・ジャクソンさんら多くの歌手を生み出した黒人音楽の殿堂。青いスーツ姿のブラウンさんの遺体は、亡くなったジョージア州から運ばれ、ひつぎに納められて安置された。

アポロシアター前には早朝からファンが集まり始め、午後には数ブロック先まで列がのびた。大半が黒人で、露天商のリコ・ボスティックさん(46)は「ジェームス・ブラウンの音楽で育った。彼のメッセージは、われわれは黒人で、それに誇りを持とうということだったと思う」と話した。

ブラウンさんの遺体は再びジョージア州に戻され、29日以降、別の催しが営まれる。(共同)



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