「おめでとうコール」対策で
携帯電話3社 今年も年越し規制
速報
NTTドコモなど携帯電話3社は「おめでとうコール」などが集中する年越しに際し、設備の容量オーバーを防ぐため、例年通り通話やメールの送受信規制をする。IP電話なども含むトラブル多発で、総務省が通信業界に通信障害防止を要請したこともあり、万全を期す構えだ。
ドコモは1月1日の午前0時ごろから最長で1時間、第3世代携帯「FOMA(フォーマ)」の全国基地局のうち、約17%で規制を実施。イベントなど各エリアの混雑度に応じて、発着信などを30〜70%制限する。
KDDIは「au」について、同時間帯に最大80%の通信を制限。ピーク時は5回に1回だけつながる計算だ。ソフトバンクモバイルは60?70%を制限する。
一方、ドコモの第2世代携帯「mova(ムーバ)」やKDDIの「ツーカー」については、規制の予定はない。
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