静岡・下田の海中水族館
世界最長飼育記録のオキゴンドウ「ジャンボ」死亡
東京朝刊
静岡県下田市の海中水族館で、36年間の世界最長飼育記録を更新したイルカの仲間、オキゴンドウの「ジャンボ」が死んだ。看板スターで下田市の特別市民賞も受けていた。
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死亡した、オキゴンドウの「ジャンボ」(撮影・前島洋一) |
昭和45年12月に漁で捕獲。推定38歳のメスで、平成8年に当時の世界記録25年8カ月を破り、15日には36年の飼育記録を達成していた。今月に入ってから体調を崩し、19日に死んだ。
人なつっこい性格で、ショーでは子供と握手する姿で人気を集めていたジャンボ。飼育担当者は「私の入社前からいる大先輩。もっと長生きしてほしかった」と寂しそうに話していた。
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