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「秋の童話」や「夏の香り」などに出演
ソン・スンホン初来日 兵役で成長、男ぶりもアップ
  東京朝刊 by 松本明子
長らく来日が待たれていた最後の大物韓流スター、ソン・スンホンが初来日。産経新聞のインタビューに対し、先月15日に2年間の兵役を終えて除隊したばかりのスンホンは「外の人から見ると“2年なんてすぐだよ”と思われるだろうが、内は大変で振り返ると辛く、苦しかった」などと振り返った。

韓流スター、ソン・スンホン(撮影・寺河内美奈)

今回は、フジテレビのイベント「HOT★FANTASY ODAIBA 2006−2007」(〜来年1月3日)のために来日。ファンを集めて行われた公式記者会見では日本語に挑戦したが、第一声は「日本に来られてよろしく思います」!? 「うれしく思います」と「よろしくお願いします」を微妙にブレンドしてしまい、「あぁ、飛行機の中であんなに練習したのに…」。

しかし、会場のファンにとってはそんな間違いなどはどうでもよかったようで、やっと巡り会えた目の前の“恋人”の言葉に大歓声が起きた。

ヒットしたドラマ「秋の童話」や「夏の香り」などで知られるスンホンは、俳優生活の絶頂期に軍隊に入った。「今はすべてが思い出となって貴重な体験だった。分断された国家において、国を守る訓練を軍隊で学ぶ。軍人の助けがあったから今まで生活ができたのだと思った。入隊前より人への気遣いができるようになったし、小さなことの大切さも知った」としみじみ語る。

規則正しい生活の2年間で「2キロやせた」といい、少し顔が細くなった分、精悍(せいかん)さが増し、30歳を迎えたスンホンは、確実に男ぶりを上げていた。除隊後は、ぺ・ヨンジュンやイ・ビョンホン、公私ともに親友のクォン・サンウら俳優仲間から「ご苦労だったね」と声をかけられたという。

今後は、仕事に一直線で突き進む。「デンゼル・ワシントン、リチャード・ギア、ブラッド・ピットが好き。年齢を重ねても演技を続け、より魅力的だから。アジアの俳優として見習いたいと思う」。最近ブームとなっている日韓合作にも「話があれば参加してみたい」と意欲を見せた。

役者の虫はうずくが、来年3月14日にDVD「アジア ファンミーティング 2006」が発売され、同17日にはさいたまスーパーアリーナで日本初のファンミーティングを行う。端正なマスクとスマートな振る舞いで、ますます女性ファンの心を虜(とりこ)にしそうだ。



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