ウィキペディアの利用、倍以上
「Web2・0躍進の年」ネットレイティングス総括
東京朝刊
「平成18年はWeb2・0躍進の年だった」。インターネット利用調査会社のネットレイティングス(東京都)は18日に発表した「11月のインターネット利用動向調査」で今年のネット業界を振り返った。
Web2・0は利用者参加型サイトに代表されるネットの新潮流。米国で2001年に始まったネット百科事典「ウィキペディア」の日本での利用者数が1296万人と前年の倍以上になり、動画投稿サイト「Youtube(ユーチューブ)」は40倍超の813万人に急成長した。ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は昨年に比べると成長は鈍化傾向にあるものの「まだ成長の余地はある」と来年も緩やかな成長を見込む。
また、独自調査によるランキングや音楽配信、ブログなどを提供する娯楽系ポータルサイト「オリコン・スタイル」、硬軟織り交ぜたニュースとブログを組み合わせた「イザ!」などの新コンセプトのエンターテインメントメディアの勃興(ぼっこう)も今年の特徴で、来年の動向を注目している。
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