平成18年中に試みた人
禁煙に挑戦、でも半数が断念
東京朝刊
「喫煙者の4人に1人が禁煙に挑戦したものの、半数以上は既に失敗」−。ノバルティス・ファーマ(東京)は17日までに、平成18年中に禁煙を試みた国内の喫煙者を対象とした調査結果を発表した。
今年禁煙を試みた喫煙者は24%で、きっかけは7月のたばこ増税が60%を占めた。しかし、10月時点で52%が既に断念したと答えた。一方、インターネットを活用して禁煙に取り組んだ人の70%、禁煙外来を受診した人の69%が、それぞれ禁煙に成功。ネットには、医師が禁煙を続けるアドバイスをしたり、禁煙成功者がコツを伝授するサイトなどが開設されているという。
18年は禁煙治療が保険診療対象となった上、たばこ税も引き上げられるなど、禁煙のきっかけとなる動きがあった。調査は10月、20〜50代の喫煙者7091人を対象に実施した。
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