バーでの泥酔
ミスUSAご乱行…タイトル剥奪の厳しい対応も
大阪夕刊
【ロサンゼルス=松尾理也】AP通信は14日、今年度のミスUSAに選ばれているタラ・コナーさん(20)の生活ぶりに問題があるとして、コンテスト主催者側が資格の剥奪(はくだつ)を含め、厳しい処分の検討に入ったと伝えた。コナーさんは、バーでの泥酔を含む「不適切な行状」が指摘されているという。
スキャンダルは当初、インターネットのゴシップ・サイトで暴露された。コナーさんは飲酒が許される21歳に達していないにもかかわらず、ニューヨークのバーで泥酔していたほか、さらに複数の問題行為を行っていたという。
フォックステレビのインタビューに対し、このゴシップ・サイトの編集者は「われわれは警察ではないので…、詳しいことはいえない」と、思わせぶりな回答をした上で、「このミスUSAは手に負えないと、主催者は音をあげているようだ」と述べた。
ミスUSAは、「ミス・ユニバース」事務局が運営する、米国でもっとも権威のあるミス・コンテスト。事務局は「ミスUSAに選ばれた女性は、模範的な行動が要求される」としている。
コナーさんはケンタッキー州生まれで、現在はニューヨーク州在住。1996年にコロラド州で殺害されたジョンベネ・ラムジちゃん(当時6歳)が、美少女コンテストの常連だったことが全米の関心を呼んだが、コナーさんも、4歳からコンテストに参加し、2002年度のミス・ティーンUSAの次々点に入るなど、数多くのコンテストに参加している。
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