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「Chaotic」
ポケモンの米契約会社が自らキャラクター展開へ
   by USA TODAY
【ニューヨーク=USA TODAY(デービッド・リーバーマン)】「ポケモン」や「遊戯王」のトレーディングカード(子どもが集めたり交換したりするカード)を米国でライセンス販売している「4キッズ・エンターテインメント」社が、デンマークのアニメキャラクターを買い取って、自らトレーディングカードを販売することになった。  

遊戯王のトレーディングカード遊びで全米1位になったワシントン州のオースティン・クルマン君(11)=今年7月19日

「Chaotic」というキャラクターで、同社はFOXテレビの土曜朝の子ども向け番組にキャラクターを登場させるほか、関連グッズを販売、オンラインゲームなどを提供する。トレーディングカードはそれぞれに、ゲームを進める際などに必要な情報があり、これらのビジネスの核となるものだ。

同社がライセンス契約している「ポケモン」の関連グッズは1998年以来、150億ドル(約1兆7250万円)、「遊戯王」は2000年以来、60億ドルの売り上げ。

同社の売り上げは「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」を含むライセンス契約によるものが56%を占める(今年1―9月)。同期間の最終利益は1300万ドルだが、前年同期と比べると71%のダウンで、従来のキャラクターの人気が下降してきたことを示している。

同社のアルフレッド・カーン最高経営責任者(CEO)は「子どもたちがChaoticを気に入ってくれるかどうかは分からない。(ポケモンのような)稲妻を捕まえる必要はなく、小さな雷雨がほしい」と話している。

トレーディングカード市場は年間50億ドル。



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