さいたま市の人形メーカー「東玉」
1年振り返る変わりびな 笑顔と絆、願う
東京朝刊
悠仁(ひさひと)さまご誕生、いじめ撃退、ハンカチ王子−。さいたま市岩槻区の人形メーカー「東玉」は12日、今年の話題をテーマとした「変わりびな」を発表。印象に残った出来事を公募し、寄せられた約4600通を基に5つの題材を決めた。
1位は秋篠宮家の長男誕生を祝う「悠仁さまご誕生びな」。紀子さまが抱いた悠仁さまを囲み、ほほ笑むご一家を表現した。
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今年の話題をテーマとした「変わりびな」=12日(撮影・小松洋) |
「節句人形シーズンに向けたPRでもあり、明るい話題を描きたい」(同社)という変わりびなだが、公募の2位は「いじめ問題」。そこで親、教師、友だちとコミュニケーションを密にすることでいじめを撃退し笑顔を見せる子供の「かけがえのない絆(きずな)びな」に、問題解決への願いを込めた。
次いで、外遊に向かう安倍晋三首相夫妻の「美しい国へ安倍総理旅立ちびな」、夏の甲子園を沸かせた早実・斎藤佑樹投手の「熱闘ハンカチ王子びな」、トリノ五輪金メダルの荒川静香選手の「金の舞イナバウアーびな」が続いた。
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