8万3000件減少
NHK、不払い減る 11月末で103万8000件
東京朝刊
NHKは7日、不祥事を理由とした受信料の不払いが、9月末から8万3000件減少し、11月末で103万8000件となったことを明らかにした。ピークだった昨年11月末の128万件からは約24万件減少した。NHKの小林良介理事は「12月の早い段階で100万件をきる」との見通しを示した。
改善には簡易裁判所を通じた受信料支払い督促のアナウンス効果があるとみられるが、橋本元一会長は「効果は否めないが、あくまでも番組と改革によって信頼関係を築いていくことが基本」と述べた。
NHKは先月29日、東京都内の受信料不払い33世帯に対する支払い督促を簡裁に申し立て、今週初めに簡裁が支払い督促状を送付。今月5日までに、この33世帯のうち、2件から入金があり、4件から支払うという旨の申し出があった。
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