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売り場面積3300平方メートル
ユニクロ “超大型店”来年にも出店
  東京朝刊 
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(FR)は6日、売り場面積3300平方メートル規模のユニクロの店舗を、来年中にも出店する方針を明らかにした。ユニクロの店としては国内最大。従来の「大型店」のほぼ2倍の売り場面積を持つ“超大型店”の出店により、成長の原動力とみる店舗の大型化戦略を加速させる考えだ。

出店場所は東京都内を中心に調整を進めており、「十分な商圏のあるところに毎年、出店していく」(柳井正会長)考え。市街地、郊外を問わず、大規模ショッピングセンター(SC)への出店も探る。

ユニクロには従来、小型店(売り場面積150平方メートル)と、標準店(同650平方メートル)の2種類があった。その後、平成16年の心斎橋筋店(大阪市)を皮切りに大型店(同1650平方メートル)の出店を始め、FRが9月に発表した事業戦略では3年間で100店出店する計画を示した。

大型店では品ぞろえが格段に増やせる上、コーディネートごとの商品陳列により、来店者に有効な商品アピールができるなど、利点が多い。これまで出店した15の大型店では好業績が続いており、大型店の利点をさらに生かすため、中規模スーパー並みの売り場面積となる「超大型店」の出店を決めた。

FRは平成22年に売上高1兆円を目標に掲げている。平成18年8月期の売上高は約4500億円と隔たりがあるが、M&A(企業の合併・買収)を中心とした海外戦略や、店舗の大型化による効率的な売り場の運営で、事業規模の拡大を急いでいる。



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