産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
4人の働く母親が選出される
メリル・ストリープに“パワフル”の勲章
   by USA TODAY
【ビバリーヒルズ=USA TODAY(ウィリアム・ケック)】米芸能紙「ハリウッド・リポーター」が、今年芸能界で活躍した女性に贈る「ウィメン・イン・エンターテインメント・パワー」賞を発表。女優メリル・ストリープ(57)、マリア・ベロ(39)、マギー・ギレンホール(29)、歌手メリッサ・エスリッジ(45)の4人の働く母親が選ばれ、5日、朝食会をかねての授賞式に招かれた。  

今年は「プラダを着た悪魔」がヒットしたメリル・ストリープ

ストリープは大手映画会社初の女性経営者となったシェリー・ランシングさん(パラマウントの元最高経営責任者)を記念したシェリー・ランシング・リーダーシップ賞も受賞。「シェリーはまじめな人。お金を相手にする仕事は私にはまねできない。しかも数学専攻だったなんて!」とトロフィーを手渡したランシングさんの功績をたたえた。

一方、「私がメリルの仕事を引き受けたらひどいことになる」とは、「リオ・ロボ」(1970)でジョン・ウェインと共演したランシングさん。「女優としてスタートしたが、私以上の大根女優はほかに見たことがない。だから今の仕事をしている」と話し、「クレイマー、クレイマー」(79年)、「めぐりあう時間たち」(2002年)などで一緒に仕事をしたストリープを「なまりも完璧(かんぺき)にこなせる役者。本当に尊敬している」とほめた。

ストリープはまた、「なぜ私にリーダーシップの賞なのかがわからない」とも。「ガールスカウトからほうり出され、今は親として皿を食器洗浄機に入れることすら教えられない」と語り、会場を爆笑させた。



産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.

ここは記事のページです