500以上の部品
宇宙戦艦ヤマトのプラモ発売へ 1/350スケール
東京朝刊
玩具大手のバンダイは4日、懐かしのテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を“実物”の350分の1サイズにしたプラモデルを、1月27日に発売すると発表した。赤外線コントローラーで「ヤマト」の代名詞ともいえる波動砲を発射したり、主砲を操作したりでき、アニメそっくりの臨場感を味わえる。
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バンダイが発売する全長76・6センチの「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデル=4日午後、東京・丸の内 |
発売されるプラモは全長76・6センチ。500以上の部品点数となるため、「一般の人が組み立てるには10時間くらいかかる」(同社)という“超大作”だ。
完成後は、波動砲の発射装置に似せた赤外線コントローラーを操作。主砲や副砲、舷側にあるパルスレーザーは回転可動するほか、波動砲にエネルギーを充填(じゆうてん)して発射されるまでの音なども、アニメに似せて再現されている。
宇宙戦艦ヤマトは昭和49年に放送されたテレビアニメ。その後、映画がシリーズ化されるなどして中高生の間で絶大な人気を集めた。新商品の価格は4万7250円と高価だが、当時ヤマトのファンだった30〜40代をターゲットに売り込む。
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