リクルート調査
中途採用3割増に 伸びで新卒を大幅に上回る
8月22日(火) 東京朝刊
中途採用の拡大による正社員化を政府が推進するなか、企業の18年度の中途採用(正社員)予定数が前年度に比べて3割増と高い伸びを示していることが、21日までに民間調査で明らかになった。景気回復で企業の求人意欲が高まり、新卒に加えて中途にも採用拡大していることを裏付けた。
リクルートのワークス研究所が全国7469社を対象に実施し、4068社から回答を得た。調査によると、18年度の中途採用予定数は69・6万人で、前年度の53・5万人から30・1%増となり、新卒採用予定数の18・1%を伸び率で大きく上回った。
従業員の規模別に伸び率をみると、5〜299人規模が26・5%、300〜999人規模が37・5%なのに対し、1000人以上の規模では51・6%と、規模の大きい企業ほど中途採用意欲の高さをみせている。
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