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日本一のプリンを決定
めざせプリンの殿堂入り 神戸スイーツハーバー
8月21日(月) 大阪夕刊 by 高橋義春
乳白色、茶色、金色、黒色…。毎日新しく入荷されるバラエティーに富んだプリンが所狭しと会場に並ぶ。

「プリン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるのはどのプリンになるのか、注目が集まっている
「プリン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるのはどのプリンになるのか、注目が集まっている


「おいしそー」。若い女性を中心とした来場者は好奇心に目を輝かせていた。

国内最大級のお菓子のテーマパーク「神戸スイーツハーバー」(神戸市中央区)で開催中の「プリンの殿堂2006」が好評だ。プリンをテーマに、全国約1000種類の中から厳選した商品77種をそろえ、スイーツファンの人気投票によって日本一のプリンを決定するユニークなイベント。近年のプリンブームを受けて今年7月から開催しており、9月10日にナンバーワンが決まる。

「スイーツライターや舌の肥えたプリン愛好家が推薦した味や形、地域性に富んだ優れたプリンばかり。いろいろ食べ比べてどんどん投票してください」と同テーマパークのストアマネジャー、水上信広さん(31)。

開幕以来、毎日約1300個のプリンが売れているという。

バラエティーにとんだプリンが女性を中心に人気急上昇だ
バラエティーにとんだプリンが女性を中心に人気急上昇だ
8月中旬までの人気ランキングでは、高原の新鮮牛乳やチーズ、たまごを使った宮城県石巻市の「蔵王プリン」(380円)や、黒糖や紅イモを使ったヘルシーな沖縄県那覇市の「琉球プリン」(450円)などが上位にランクされた。

しかし、入園者数日本一で話題となった旭山動物園(北海道旭川市)限定の「旭山プリン」(420円)や、「えっ、これがプリン?」と驚くほど素材の形をそのまま生かした愛知県日進市の「かぼちゃごとプリン」(480円)などにも注目が集まっている。

5種類のプリンを食べ比べていた女子大生(19)は「どれも、とろけるような食感でクリーミー」と笑顔ながらも、どれを選ぶか悩んでいた。さて、どの商品がナンバーワンプリン「プリン・オブ・ザ・イヤー」に輝くか−。

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