女性の文学作品対象
紫式部文学賞に梨木香歩「沼地のある森を抜けて」
8月18日(金) 東京朝刊
女性の文学作品を対象とした「第16回紫式部文学賞」(京都府宇治市主催)に17日、作家、梨木香歩さんの小説「沼地のある森を抜けて」(新潮社)が選ばれた。
受賞作は、先祖伝来の奇妙な「ぬか床」の秘密を通して、主人公の独身女性が生命発生の起源をたどる長編。
梨木さんは鹿児島市生まれで東京都在住。「西の魔女が死んだ」で平成7年に日本児童文学者協会新人賞を受賞するなどしている。
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